JTBはこのほど、秋の大型連休に関するアンケート調査の結果をまとめた。全体の約5割が「秋の大型連休ができてほしい」と回答。その過ごし方については、約8割が宿泊を伴う旅行・レジャーを挙げた。
ウェブを使ったアンケート調査を7月に実施した。有効回答者数は5049人。
秋の大型連休の創設については、「できてほしい」が53%、「できてほしくない」が16%、「どちらでもない」が31%。年代別にみると、若い世代ほど大型連休への期待が大きい。
「どう過ごしたいか」の質問(複数選択)では、「旅行・レジャー(宿泊あり)」が83%でトップ。以下は「自宅でのんびり過ごす」が32%、「旅行・レジャー(日帰り)」が25%、「趣味に時間を使う」が24%、「買い物」が15%、「家族サービス」が13%などだった。
宿泊を伴う旅行・レジャーを挙げた回答者に、「秋の大型連休(5日間)を使って、どういう旅行をしたいか」を聞くと、「2、3日間の国内旅行」が71%でトップ。以下は「5日間以内の海外旅行」が20%、「4、5日間の国内旅行」が18%、「6日間以上の海外旅行」が13%だった。
2、3日間の国内旅行を挙げた回答者に「どんなことをしてみたいか」を複数回答で聞くと、「温泉を楽しむ」が82%でトップ。「観光スポットめぐり」が55%、「グルメを楽しむ」が43%、「自然を楽しむ」が38%、「旅館・ホテルでの滞在を楽しむ」が29%などと続いている。
一方で、秋の大型連休を「できてほしくない」とした回答者の理由は、「連休は混雑する」が69%でトップ、以下は「連休前後に仕事のしわ寄せがくる」が24%、「出費がかさむ」が21%などだった。