
リクルートのじゃらんリサーチセンターは9月30日、国内宿泊旅行ニーズ調査の9月調査の結果を発表した。コロナ禍の影響を定期的に把握する消費者アンケートで、対象は20歳以上の1652人。調査日は9月2~4日。今後の国内宿泊旅行では、潜在的に旅行意欲を持つ層が64.1%で、過去3回の調査(3月、5月、7月)と同様に60%を超える水準を維持した。秋(9~11月)に国内宿泊旅行を予定している人の割合は19.5%だった。
潜在的に国内宿泊旅行に意欲を持つ層の64.1%の内訳は、コロナ下であるが、「予定しており、気にせず行く」が6.5%、「予定をしており、気を付けながら行く」が22.2%、「旅行に行きたいが、様子を見ている」が35.4%。これ以外は、「旅行をキャンセル・しばらく行かない」が14.9%、「コロナ禍に関係なく、もともと行かない」が12.7%だった。
秋に国内宿泊旅行を予定している人は19.5%だったが、これとは別に、秋に「まだ予定はないが、旅行に行きたい」との希望を持っている層が18.8%。両方を合計した秋の旅行に前向きな層は38.3%となった。秋に旅行を予定している割合は、男性では40歳代(23.9%)、60~70歳代(22.3%)が高い。女性では20歳代(26.0%)、30歳代(21.2%)が高い。
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