
施政方針演説で観光振興の重要性を説く福田首相(18日)=首相官邸HPから
福田康夫首相は18日、衆参両院本会議で初の施政方針演説を行った。首相は「観光振興は地方活性化の目玉」との認識を示し、取り組みを強化する考えを強調した。
首相は「地方の元気は日本の活力の源」とし、地域重視の姿勢を改めて鮮明にした。地方が取り組む事業の立ち上がりを「地方の元気再生事業として応援する」と述べ、具体例として路面電車導入の取り組み支援などを挙げた。また、「新たに観光庁を設置し地方の自然や文化などを積極的に発信し、国内はもとより、海外からの観光客を呼び込む取り組みを強化する」と述べた。

施政方針演説で観光振興の重要性を説く福田首相(18日)=首相官邸HPから