福島空港、職員が「隊員服」でおもてなし


おもてなし隊の隊員服を披露する福島空港の職員

おもてなし隊の隊員服を披露する福島空港の職員

 福島空港(福島県須賀川市、玉川村)の職員が7月18日、「福島空港おもてなし隊」を結成した。空港に勤務するさまざまな部署の職員で構成し、「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクションがデザインしたオリジナルの隊員服を着用。利用者に歓迎の気持ちをアピールし、空港の利用を促進する。

 福島県の事業で、空港カウンター、売店、保安検査所などの職員約200人が所属を超えて隊員服を着用する。おもてなし隊の愛称は「F.A.N.(ファン)」で、フクシマ・エアポート・トゥ・ザ・ネクストの頭文字をとった。

 隊員服のデザインは、円谷プロダクションの創業者、円谷英二氏が須賀川市の出身という縁で同社に依頼した。着用は期間限定で「おもてなし集中期間」の8月23日まで。以降はイベント時などに着用する予定。

 おもてなし隊の結成式を7月18日に空港の国内線出発ロビーで開催。空港関係者が出席し、利用者が楽しい旅行をできるように心がける宣言文を採択した。

 福島空港は、大阪(伊丹)線が毎日4便、札幌(新千歳)線が毎日1便。国際線はソウル線、上海線が運休中だが、チャーター便が春にベトナムとの間に運航され、9月には台北間に運航予定。空港の昨年度の乗降客数は約25万4人。東日本大震災前の2010年度に比べると約1割減となっている。

 福島県観光交流局の須田真一・空港利活用担当課長は「福島空港は、県内各地はもとより、日光などへのアクセスにも便利。おもてなしを高めるとともに、利用需要を喚起し、国内外に福島空港をPRしていきたい」と話している。

おもてなし隊の隊員服を披露する福島空港の職員
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