福島県、都内で風評払拭へ気勢

  • 2011年5月21日

14日に都内で開いた首都圏スタートイベントでは、佐藤雄平知事ら関係者が「がんばろう福島」コールで気勢を上げた

14日に都内で開いた首都圏スタートイベントでは、佐藤雄平知事ら関係者が「がんばろう福島」コールで気勢を上げた

 がんばろうふくしま。原発事故により県内の観光業や農業が風評被害を受けている福島県は14日、東京都豊島区の池袋駅で風評払しょくのための運動「がんばろうふくしま運動」の首都圏スタートイベントを開いた。佐藤雄平知事はじめ、県内市町村長や農業関係者、女優で県の観光交流大使を務める白羽ゆりさんら県出身者が参加。県産キュウリや民芸品を配り、福島への旅行や県産品の安全を訴えた。

 イベントの冒頭であいさつした佐藤知事は、「原発問題の早期収束が難しい中、このように多くの人に集まってもらい、日本中が福島の応援団のようで勇気をもらった。福島の県土は東西125キロメートルと非常に広いこと、会津地方などは地震、原発の影響もなく通常通り観光客を迎え入れていることを知ってほしい。日本はひとつ、という気持ちで福島を応援してもらいたい」と訴えた。

 イベントには主に観光誘客で大きな打撃を受けている会津地方からは、菅家一郎会津若松市長、大宅宗吉南会津町長が参加。菅家市長が「放射線モニタリングの結果を毎日発表するなど安全性を訴えているが、残念ながら分かってもらえない。『福島、会津に行っておいしいものを食べよう』という前向きな行動が復興につながる」と来訪を訴えたほか、大宅町長は同町産トマトを使ったジュース缶を配布しながら安全をアピールした。

 このほか、堂本暁子前千葉県知事や高野元夫豊島区長らが応援メッセージを送った。

 原発問題や風評被害への関心の高さなどから、道行く人の多くがイベントに足を止めた。PRのために用意した300人分の県産キュウリやアスパラ、県産米粉を使ったパン、会津地方の民芸品「起き上がり小法師」は20分程で配布を終了。佐藤知事や白羽さん、会津・芦ノ牧温泉の旅館・ホテル女将らが農産品を手渡すと「応援しています」「体に気をつけてがんばってください」などと声をかける人や、販売ブースで同県の菓子や地酒などを多数購入する人が目立った。

 同県では運動の一環として13〜15日に東京・池袋で県産品の販売や観光PRを行ったほか、22日から神奈川・川崎や東京・日本橋などで同様のイベントを行い、安全をPRする予定だ。

14日に都内で開いた首都圏スタートイベントでは、佐藤雄平知事ら関係者が「がんばろう福島」コールで気勢を上げた
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