
阪急阪神ホールディングス(HD)と阪急交通社は3月16日、大阪・梅田にある同社グランドビルトラベルセンターで、東日本大震災からの復興を目指す福島県を応援するイベント「ゆめ・まちGLASS to HAPPY2024福島編」を開催する。「参加者に福島への旅のきっかけを提供したい」と阪急交通社。
同イベントは、自然災害の被害を受けた地域の酒蔵や銘酒を紹介する企画として2019年から実施。21年からは対象地域への理解が深まるよう、旅や歴史・文化をテーマにした「阪急たびコト塾」と協働して開いている。
同県は農林水産物の質の高さやおいしさを発信してブランド力を高める取り組みを行っている。「今回は同県の後援をいただき、関西圏の消費者への理解促進に向けた活動として開催する」。
県のワイナリーや酒蔵から、ワインや日本酒の魅力、浜通り・中通り・会津地域それぞれの復興への取り組みなど、福島のいまを語ってもらう。登壇者は県広報課、NPO法人みどりの杜福祉会いわきワイナリー、大天狗酒造、開当男山酒造。
約40人を募集。参加費は2千円。参加費は同社から東日本大震災ふくしまこども寄付金へ寄付するとともに、阪急阪神HDも参加費と同額を寄付する。