福井県アンテナショップ、「水ようかんフェア」開催


 福井県アンテナショップでは、「水ようかんフェア」を30日まで開催している。

福井県アンテナショップの青山店「ふくい南青山291」、銀座店「食の國 福井館」では11月1日(日)から11月30日(月)までの期間、福井県の老舗や人気店の水ようかんが、都内にいながら味わえる「水ようかんフェア」を開催しております。

「水ようかんフェア」では、新型コロナウイルスの影響により旅行や帰省を控える人たちに、今年もシーズンが到来した、福井の冬の風物詩「水ようかん」の魅力を都内で味わっていただくため、県内外にファンが多い福井を代表する味「<えがわ>水羊かん」をはじめ、上白糖と沖縄・波照間島産の黒糖を活かした「<お菓子処丸岡家>水ようかん」など、福井県の老舗、人気店の代表的な水ようかんに加え、水ようかんとのペアリングを楽しめる日本酒まで取り揃えております。

水ようかんフェア

■福井の冬の風物詩「水ようかん」

・水ようかんを冬に食べる理由

「水ようかんは冬に食べるもの」。県外の人たちが驚く福井ならではの独自の食文化です。福井の水ようかんは糖度が低いため保存が効かず、常温や夏場の気温ではすぐに腐敗してしまいます。福井の気候は冬でも室温が氷点下になることがほとんどなく、曇天の空に包まれる冬場は日照時間も短いので、廊下や縁側が自然の冷蔵庫としての役目を果たしていました。そのようなことから、気温が低い冬場が福井の水ようかんの「旬」になったとも言われています(諸説あります)。柔らかく、みずみずしいのが特徴の福井の水ようかんですが、それゆえ傷みやすく福井県外ではなかなか食べることができませんでした。今では紙箱の一枚流しから、真空容器での販売も始まり、全国で福井の水ようかんが手に入る機会が増えました。しかし、今でも福井の水ようかんは冬だけの限定品です。

水ようかん(1)

水ようかん(2)

水ようかん(3)

・食べ比べて楽しい福井の水ようかん

お店ごとに材料や仕上がりなどに違いがありますが、製造方法は一般的な練りようかんと同じく、砂糖と餡を寒天で固めて作ります。砂糖の分量を少なくすることでより甘味を抑え、寒天の量も少ないことでのど越し良くあっさりとした味に仕上げています。主な原料はこしあん、寒天、砂糖とシンプル。砂糖は店により上白糖、グラニュー糖、ザラメ糖、黒糖、それらをブレンドするなどお店ごとに違いがあり、水ようかんの色の濃淡や風味、味わいの違いにもなっています。また、水ようかんの厚さもお店ごとに異なり、福井の水ようかんは、それぞれのお店のこだわりが感じられる逸品です。

水ようかんの呼び方は福井県のエリアによって「水ようかん」「丁稚ようかん」と名前が異なり、その風味や味も地域やお店ごとに特徴があります。

・年々人気が高まる福井の水ようかん

全国的には夏に食べる涼菓子として知られている水ようかんですが、福井県では雪が降る寒い時期に、こたつに入って、冷たい状態で食べるのが習わしです。福井の水ようかんの人気は年々高まりを見せ、福井県アンテナショップの青山店「ふくい南青山291」、銀座店「食の國 福井館」両店を合わせた水ようかんの売上は、2017年から2019年の2年間で2倍以上の売上になっており、今では冬になると、福井の水ようかんを求めて多くの人が福井県アンテナショップを訪れるほどの人気です。

■福井県アンテナショップ「水ようかんフェア」概要

今年もシーズンが到来した、福井の冬の風物詩「水ようかん」を都内で堪能できる一ヶ月間(フェア終了後も3月まで水ようかんは販売しております)。福井の水ようかんは、水分たっぷりでとろけるような柔らかさと甘さが大きな特徴。お店ごとに甘さ、色合い、固さ、パッケージにまでこだわった福井県の冬を代表する銘菓です。フェアでは、福井県の老舗、人気店の水ようかんに加え、水ようかんとのペアリングを楽しめる日本酒まで取り揃えております。

【開催期間】2020年11月1日(日)~11月30日(月)

【会場】  福井県アンテナショップ 青山店「ふくい南青山291」、

銀座店「食の國 福井館」

【主な取り扱い商品】

※水ようかんは入れ替えながら常時3~5種類ほど販売。

(1) <えがわ>水羊かん 620円(税込)、大850円(税込)

厳選した小豆餡と寒天、沖縄産の上質な黒糖にザラメを加えて作ります。県内外にファンが多い。

(2) <シュトラウス金進堂>水羊かん 620円(税込)

三温糖を使用した上品な甘さ。みずみずしく、口に入れるとほどける様な柔らかな食感が特徴。

(3) <伊勢屋>丁稚ようかん 720円(税込)

若狭小浜の名水「雲城水」を使用。黒糖不使用で甘さ控えめ。餡好きにおすすめのほっこりした食感。

(4) <菓子処阿んま屋>丁稚ようかん 620円(税込)

自慢の自家製餡で作るため小豆の風味が生きています。さっぱりとした甘さで柔らかめの食感。

(5) <奥越菓庵やまうち>でっち羊かん 650円(税込)

名水の里、越前大野の水と風味豊かな餡。黒糖の甘さ、コクを感じながらも水の良さが際立つすっきりとした味わい。

(6) <久保田製菓>水羊かん 620円(税込)

沖縄産の黒糖など三種の砂糖を独自にブレンド。なめらかな口どけで繊細な甘みが後を引きます。

(7) <藤雲堂>一枚流し 水ようかん 620円(税込)

沖縄・波照間島産の黒糖をふんだんに使い、コクを出しながらも甘さ控えめの優しい味わい。

(8) <和菓子処菊水堂>でっちようかん 620円(税込)

瓜割の名水を使用。北海道産小豆の風味と上白糖からくるすっきりとした甘さ、しっとり清楚な味わい。

(9) <お菓子処丸岡家>水ようかん 620円(税込)

上白糖、沖縄・波照間島産の黒糖をしっかり生かしながら、控えられた清楚な甘み。つるっとしたのど越し。

(10) <餅の田中屋>水ようかん 650円(税込)

甘さはすっきり、後から黒糖と小豆の香りが豊かにひきたちます。みずみずしくやや柔らかめの食感。

(11) <馬面昭栄堂>水羊かん 620円(税込)

しっかりと効いた黒糖の風味に国産素材が引き出す香り。のど越しのよい柔らかめの食感。

(12) <田嶋酒造>福千歳 山廃純米大吟醸 水ようかんラベル(300ml) 1,000円(税込)

ホクホクとした香りで、水ようかんと口の中で合わせると同調し、旨みが増します。

(13) <一本義>生酒本醸造(300ml) 533円(税込)

あんの甘さをスッキリとさせながらも、余韻では調和を楽しめます。

<えがわ>水羊かん

<お菓子処丸岡家>水ようかん

<馬面昭栄堂>水羊かん

■福井県アンテナショップについて

雄大な日本海と肥沃な大地に囲まれた福井県。

歴史に裏付けされた伝統工芸品の数々、美味しい水と豊かな山々に育まれた滋味深い食材。

目で楽しみ、舌で味わい、心も幸せにしてくれる福井の魅力をお届けします。

福井県アンテナショップ(左)青山店「ふくい南青山291」(右)銀座店「食の國 福井館」

1、青山店「ふくい南青山291」(東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内)

URL: https://fukui.291ma.jp/aoyama/

都道府県別 幸福度ランキングで全国1位の福井県が誇る、食品・地酒や、日本一の生産量を誇るメガネのフレームを初めとする様々な工芸品を展示・販売しております。

1階には福井県の老舗旅館が運営するレストラン「ふくい、望洋楼」を併設。「おいしいふくい」を味わうことができます。また、観光情報コーナーや企画展示コーナーを設け、福井県の情報発信をおこなうとともに、県内企業の皆さまのビジネス支援をおこなっております。

2、銀座店「食の國 福井館」(東京都中央区銀座1丁目3-3 銀座西ビル1F)

URL: https://fukui.291ma.jp/ginza/

「食の國 福井館」は、福井県の美味しい“食”の専門店です。

291では取扱いのないアイテムを含む美味しい味覚を取り揃えております。

イートインカウンターを備えており、つくりたての福井の旬の味覚をお楽しみ頂けます。

 
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