神戸市立須磨海浜水族園は11月26日、「美白なニホンウナギ」の展示を始めた。
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)が指定管理者として運営する神戸市立須磨海浜水族園(兵庫県神戸市須磨区若宮町、園長:中野良昭)では、2022年11月26日(土)より兵庫県内の河川で捕獲された白化個体(白変種)とみられるニホンウナギの展示を行います。
このウナギは目が黒くメラニン色素の発現が見られる点から、突然変異のアルビノではないことがわかります。このような体色の個体はとても目立ちやすく捕食の危険にさらされやすいため、一般的な体色の個体と比べて短命に終わることが多いと考えられています。
また、近年同様のウナギの発見例はありますが、それらはすべて外敵に襲われることのない養殖場からの報告ですので、今回のような野生下では非常に珍しいと言えます。
本展示では、白化個体の「美白なニホンウナギ」と一般的な体色のニホンウナギを展示しておりますので、ぜひ比較してご覧ください。
また、近年同様のウナギの発見例はありますが、それらはすべて外敵に襲われることのない養殖場からの報告ですので、今回のような野生下では非常に珍しいと言えます。
本展示では、白化個体の「美白なニホンウナギ」と一般的な体色のニホンウナギを展示しておりますので、ぜひ比較してご覧ください。
【展示概要】
- 展示期間:2022年11月26日(土)から
- 展示場所:2階 企画展ブース
- 展示個体:白化個体のニホンウナギ 1個体、一般的な体色のニホンウナギ 1個体
【白化個体(白変種)とは】
メラニン色素の作成能力は通常と変わらないが、体の色を白くする遺伝情報が発現したため他の色素が減少して体の色が白くなった個体。
【アルビノとは】
メラニン色素の生成に関わる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニン色素が作られない、あるいは少ない遺伝的疾患。
※生物の状態により、予告なく展示を中止、展示期間を変更する場合がございます。
※当園が定める新型コロナウイルス感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。