
NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、清盛ゆかりの地である神戸に全国から観光客を誘致する目的で、神戸市などが展開している観光キャンペーン「KOBE de 清盛 2012」。その拠点施設、大輪田泊会場の「歴史館」(神戸市兵庫区)とハーバーランド会場の「ドラマ館」(同中央区)が1月21日にオープンした。開館は来年1月14日まで。
同日、歴史館でオープニング式典が開かれた。神戸観光をPRする「神戸・清盛隊」が演舞を披露。矢田立郎神戸市長、金澤和夫兵庫県副知事らがテープカットを行った。
矢田市長は「清盛は神戸の恩人。歴史館で清盛を知ってもらいたい。大河ドラマ放映に合わせて神戸に多くの皆さまを迎え、市民を挙げておもてなしの心を持ち、各地の取り組みを進めたい」と話した。
ドラマ館のオープニングセレモニーには、ドラマで清盛を演じる松山ケンイチさん、妻の時子役の深田恭子さん、ドラマのチーフプロデューサーの磯智明さんが駆け付けた。ドラマ館のオープンを記念し、松山さん、深田さんは矢田市長に来場記念パネルを贈った。
トークショーも行われ、松山さんは「清盛は日本の将来を見据えていた先進的な人間。前向きに生きている清盛を伝えたい」、深田さんは「清盛は破天荒で支える妻は大変だったと思う。強い女性を演じられれば」と話した。
入場料は歴史館が前売り200円、当日300円。ドラマ館はそれぞれ500円、600円。セット券は前売り600円、当日700円。
