福島県磐梯熱海温泉のホテル華の湯(菅野豊社長)は8月27日、昨年6月から設備投資を進めてきた新大型会議施設「コンベンションホール・風の杜」の落成レセプションパーティーを開いた。観光業界の関係者ら約600人が出席した。
風の杜は5月にリニューアルオープンしたコンベンションホール「華胥(かしょ)」と同規模で、面積760平方メートル。二つの施設の連係で「ツインコンベンション」として最大千人の収容が可能となる。260インチの大型スクリーン、1万ルーメンの高輝度プロジェクターなど最新機器を導入している。
菅野社長は「磐梯熱海の立地を考え、MICE(会議)への特化を図った。新たな『創客』に向け、便利で使いやすいツインコンベンションを目指す」とあいさつした。
来賓の品川萬里・郡山市長は「これまでのホテル・旅館にない、素晴らしい音響設備が整ったホールが完成した。『学都郡山』を掲げ、市政のかじ取りをする者として大変ありがたい。引き続き市政発展に尽力を賜りたい」と述べた。
北村清士・東邦銀行頭取、高橋隆助・福島県中小企業団体中央会会長、大橋信夫・JA福島五連会長、森吉弘・JTB執行役員東北広域代表らも祝辞を述べた。
同館では「ツアービュッフェダイニング・飛翔」も新装オープン。地産の食材にこだわった60種類以上の料理と地酒のコーナーをツアー感覚で巡ることができる。
菅野社長、来賓による鏡開き