JTBは20日、石川県・和倉温泉の加賀屋、アサヒビールと協業し、能登半島地震の復興支援に取り組むと発表した。アサヒビールとJTBの共創プロジェクトである「上質なナイトタイムエコノミーの創出」の一環として、「加賀屋レプラカン歌劇団」のナイトタイムショーの公演を10月から12月まで東京都内で開催する。
加賀屋レプラカン歌劇団は、ディナーショーやイベントショーをはじめ、インバウンドショーとしてインバウンド観光客に好評のショーを加賀屋内の会場で公演する歌劇団。能登半島地震の影響で加賀屋内の会場が利用できなくなり、公演機会が失われている。
今回の協業プロジェクトを通じて、歌劇団の活躍の場を創出し被災地の1日も早い復興を応援するとともに、上質なナイトタイムエコノミーの創出を目指す。JTBは、公演の運営サポート。アサヒビールは、ショーがより楽しめるための商品提供などを通じて、イベントの盛り上げを図る。
公演は東京都港区「SHAKOBA」を会場とし、10月11~14日、11月2~5日、12月6~9日の計12回を予定。チケット代は4千円(税込み)。各回公演終了後にはレプラカン歌劇団との記念写真撮影も可能。鑑賞チケットは8月20日に販売を開始した。
今後の展開として3社は、同公演を通じて国内外に向けて、加賀屋レプラカン歌劇団をはじめ北陸の魅力を発信する。能登半島地震の復興支援に継続的に貢献するとともに、日本のナイトタイムエコノミーの価値向上に尽力していく。