石打丸山スキー場(新潟県魚沼市)は21日、リニューアルしたスキー場を開業する。38億円の新規投資を行い、次世代技術採用のコンビリフトや、新たなランドマーク「リゾートセンター」などを設けた。新しい設備の魅力をPRし、誘客を拡大する。
スキー場は、「JAPAN’S NEW CLASSIC―ニッポンの新しいスキー場へ―」をテーマにリニューアル開業。次世代技術を採用し、10人乗りのゴンドラキャビンと6人乗りのチェアが1本のワイヤーロープを共有し運行するコンビリフト「サンライズエクスプレス」や中腹に3人乗りリフト「チロルトリプルリフト」、インフォメーションデスクや無料休憩スペース、ショップなどを備えるリゾートセンターを設けた。
このほか、サンライズエクスプレス山頂駅の隣に、スノーランド「ハッコイ王国」を営業する。滑り台やスポンジ遊具など雪遊びが楽しめる。
石打丸山スキー場ゲレンデ管理・企画課の勝又健主任は「滑走する以外に、リフトを利用し天然の雪に触れたり、雪景色を見ながらの食事など、楽しんでほしい」と来訪を呼び掛けた。