
おふろcafeの浴場
温浴施設「おふろcafe」を全国的に展開する温泉道場(埼玉県ときがわ町)はこのほど、もおか鬼怒公園開発(栃木県真岡市)と資本業務提携を行い、同社が管理する「真岡井頭温泉」「井頭温泉チャットパレス」を「おふろcafe」として再開発することを発表した。来年4月のオープンに向けて準備を開始し、「真岡井頭温泉」「井頭温泉チャットパレス」を含む周辺施設「いがしらリゾート」との連携も強化。地域活性化を図る。
温泉道場が運営する「おふろcafe」は長時間滞在型の温浴施設で、関東を中心に北海道、東北、中部、近畿の各地方で10施設を展開。今月11日には三重県いなべ市に「おふろcafeあげき温泉」もオープンした。館内では雑誌やコミック、PCなどを貸し出すほか、コーヒーサーバーやマッサージチェアなどのサービスも無料で提供。新しいライフスタイルを提案する施設として、ファミリー層や若年層に近年注目されている。
今回業務提携するもおか鬼怒公園開発は、真岡市の生涯スポーツ・レクリエーション事業の振興のために設立された第3セクターで、ゴルフ場の運営や真岡井頭温泉を含む井頭温泉チャットパレスの指定管理業務を行っている。チャットパレスでは、グランピングなどの宿泊施設やいちご狩りといった娯楽施設なども展開しており、さまざまな楽しみ方ができる。
両社の業務提携後は、温泉道場の社員2人がもおか鬼怒公園開発に転籍。おふろcafe化の準備を行い、来年4月のオープンを目指して事業を開始するとしている。
おふろcafeの浴場