相模原の大豆でビール 


 全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」(事務局=城南信用金庫)は9日、神奈川県相模原市で生産され、「幻の大豆」と呼ばれる「津久井在来大豆」を使ったビール「TSUKUI SOY ALE(津久井ソイエール)」の完成発表会を東京都内で開いた=写真。同市が今年7月、同委員会と地域経済活性化に向けた連携協定を締結。商品開発はその記念事業の一環。

 津久井在来大豆は同市津久井地区で古くから生産される大豆。輸入大豆の台頭で栽培面積が減少し、地元農家の守る取り組みが行われているものの生産量が少なく、「幻の大豆」と呼ばれている。「強い甘み」「深いコク」「大きい粒」が特徴。

 発表会で同市の本村賢太郎市長は、「相模原市の農業の誇りでもある大豆を使ったエール。フルーティーで、おいしく仕上がった。今後も『よい仕事おこし』のネットワークを使い、相模原市から日本を元気にする取り組みをしたい」とあいさつ。

 城南信用金庫の川本恭治理事長は「11月25、26日に開催される市内最大の祭り『さがみはらフェスタ』でも商品を発表すると聞いている。これからも相模原の魅力を皆に知ってもらうとともに、各方面の皆さまと日本を明るく元気にしたい」と述べた。

 同委は全国の中小企業や地域経済の活性化に向けて、各地の特産品を使ったビールやスイーツを開発している。

 
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