環境省、エコツーリズム大賞 優良事例を募集


 環境省と日本エコツーリズム協会は、第18回エコツーリズム大賞として、事業者、団体、自治体などを対象にエコツーリズムに関する取り組みを募集している。団体・個人、自薦・他薦は問わない。応募期限は11月30日まで。

 エコツーリズム大賞は、全国のエコツーリズムに関連する活動の質的、量的な向上、情報交換などによる関係者の連帯感の醸成を図ることが目的。2005年から毎年実施され、今年で18回目を迎えた。これまでに各賞に158件を選定した。

 応募できる主体は、個人事業者、企業、学校、自治体、協議会、地域団体など。例えば、ツアー事業者、宿泊事業者、交通事業者、コンサルタント、協議会、教育機関、学生団体など。

 募集しているのは、地域の自然環境や歴史文化を保全しつつ、それらを体験する自然体験などのエコツーリズムの取り組み。自然体験には、農林水産業体験や生活文化体験を通じた自然環境への理解につながる活動などを含む。

 審査基準は、(1)地域の体験、地域の情報が良質に提供されているか(2)地域資源の保全と持続的利用に向けた取り組みになっているか(3)地域の振興や活性化に貢献しているか―など。審査結果は来年2月ごろ、環境省、日本エコツーリズム協会のホームページ上で公表する。

 21年度の第17回エコツーリズム大賞では、大賞に熊野古道伊勢路でのエコツアーなどを手掛けるくまの体験企画(三重県尾鷲市)を選んだ。優秀賞には、五千尺ホテル上高地を拠点としてガイド事業を展開する五千尺 NATUREGUIDE FIVESENSE(長野県松本市)、地域限定旅行業を取得し、宿泊業や運送業者と連携した募集型企画旅行を実施している屋久島の山岳太郎(鹿児島県屋久島町)などを選定した。

 詳細は、エコツーリズム大賞の専用サイト(https://ecotourism.gr.jp/award)に掲載されている。

 
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