環境省、エコツーリズムで7件表彰 大賞は五色ヶ原の森

  • 2021年3月25日

下呂、ベルトラなど特別賞

 環境省は1日、エコツーリズムの優れた取り組みを表彰するエコツーリズム大賞の受賞者7件を決定した。大賞には、高山市乗鞍山麓五色ケ原の森・五色ケ原の森案内人の会(岐阜県高山市)を選んだ。ガイド同行での入山の義務付け、利用人数の制限など、自然環境の保全と利用を両立した取り組みを評価した。

 エコツーリズム大賞は、自治体、団体、事業者などが対象。2005年度から毎年度開催している。日本エコツーリズム協会との共催。20年度の第16回表彰には15件の応募があった。

 大賞に選ばれた乗鞍山麓五色ケ原の森は、乗鞍岳の北西山麓約3千ヘクタールに広がる森林地帯で、ほぼ全域が中部山岳国立公園内に位置する。高山市の条例でガイド同行での入山が義務付けられ、その管理運営を指定管理者の五色ケ原の森案内人の会が担う。1日当たりの利用人数の制限、一部を遊歩道の整備費などに充てる利用料金制度なども条例に定められている。

 また、コロナ禍の中で乗鞍山麓五色ケ原の森では、短時間で楽しめるコースの増設や、地元在住者を対象としたツアーの開催など、地域内へのエコツーリズムの魅力発信にも取り組み、20年の入り込みは前年比25%増となった。

 優秀賞は、五千尺ホテル上高地を拠点として15年間にわたってトレッキングなどのガイド事業を展開している五千尺NATUREGUIDE FIVESENSE(長野県松本市)と、体験観光を通じたまちづくりに取り組む自然体験学校(沖縄県八重瀬町)の2件を選んだ。

 特別賞は4件。下呂市エコツーリズム推進協議会(岐阜県下呂市)は、エコツーリズムとDMOを融合させた「E―DMO」の取り組みを推進。信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ(長野県松本市)は、登山ガイドや野生生物の調査、登山道の整備のほか、地域内外の子どもらに登山の楽しさや安全登山を普及している。

 特別賞は他に、山岳修行をエコツーリズム化し、信仰と文化を組み合わせたユニークな体験を提供している二尊院宿坊えんとき〈天請〉(山口県長門市)と、子ども向けのキッズエコツアーや、コロナ下で自然の魅力を伝える「オンライン・アカデミー」を展開している旅行会社のベルトラ(東京都中央区)が受賞した。

 

 
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