経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の7月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)など全ての業種が前年同月を下回った。西日本を中心とした豪雨の影響と見られる。TPは同1.3%減の554億1100万円と、6カ月ぶりに減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が2.2%減少。入場者数は一般が2.3%、団体が26.2%それぞれ減少し、全体で4.4%減少した。
ゴルフ場とゴルフ練習場は10%以上の2桁減少した。ゴルフ場は16.8%減の79億6500万円と、3カ月連続で減少。利用料金収入が16.1%、利用者数が16.7%減少した。
ゴルフ練習場は15.0%減の21億8700万円と4カ月連続で減少。利用者数が12.6%減少した。
ボウリング場は6.0%減の12億7900万円と3カ月連続で減少。利用者数が6.3%減少した。
パチンコホールは1.8%減の3073億1100万円と52カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、外国語会話教室、学習塾、葬儀業の3業種が増加、結婚式場業、フィットネスクラブの2業種が減少した。