経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の５月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連５業種の売上高は、遊園地・テーマパーク（ＴＰ）のみが前年同月を上回った。１．５％増の５６９億２００万円と、４カ月連続で増加した。
ＴＰの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が０．７％減少。入場者数は一般が７．０％減少、団体が６．６％増加し、全体で５．４％減少した。
ほかは前年同月を下回った。このうちゴルフ場は４．５％減の９７億３８００万円と、３カ月ぶりに減少。利用料金収入が３．６％、利用者数が５．６％それぞれ減少した。
ゴルフ練習場は４．３％減の２８億５００万円と、２カ月連続で減少。利用者数が１．９％減少した。
ボウリング場は２．８％減の１４億２８００万円と、８カ月ぶりに減少。利用者数が２．７％減少した。
パチンコホールは７．５％減の２８８３億１５００万円と、５０カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連５業種の売上高は、フィットネスクラブ、外国語会話教室、学習塾の３業種が前年同月比増加。結婚式場業、葬儀業の２業種が減少した。
