JTBはこのほど、都道府県の物産館(物産展)、アンテナショップに関するウェブアンケート調査を実施し、結果を発表した。人気の1位は「北海道」で他の都府県を圧倒。2位「沖縄」、3位「鹿児島」という順。
北海道は「海の幸をはじめ、北海道スイーツなどグルメが豊富なイメージから人気が集まった」と同社。沖縄は縄そば、泡盛、スパムなどの食やシーサーグッズ、琉球ガラスといった物産などが評判。宮崎県は東国原知事効果で食にも注目が集まったと分析している。
物産館やアンテナショップに行ったことがあるという人は80%を占め、その多くは「たまたま立ち寄る」(35%)、「ふと行ってみようと思い立った」(27%)と気軽な気持ちで足を運ぶ人が多い。行く目的は「その土地の味覚に出会えるから」(43%)、「何か珍しいものがあるかもしれないという興味から」(39%)という結果。物産館などに行った後にその土地を旅した人は65%で、「行った後は、旅行の意欲が高くなる」(同社)。