熱海温泉「古屋旅館」は、社員寮を拡充した。市内中心部に新たに2施設開設した。
創業1806年の熱海で最も老舗とされる温泉宿「古屋旅館」を経営する合資会社古屋旅館(代表:内田宗一郎)はこのほど、市内中心部に新たに2カ所の社員寮を開設しました。
弊社が取り組む働きやすい環境づくりによる従業員満足度向上の取り組みの一環で、新卒採用の強化と離職率の低減を実現しています。
■古屋旅館による「働きやすい環境づくり」の取り組み
宿泊業界における労働力不足が叫ばれている昨今、当社では働きやすく働き甲斐のある職場環境づくりを数年前から進めています。
・当館の隣地への「デザイナーズ女子寮」の新設
・従業員間のコミュニケーションを円滑にする「クラウド型ビジネスチャットツール」導入
・効率的かつ均一な従業員研修を実現する「クラウド型動画マニュアル」の開発
・「次世代型インカム」の導入による業務コミュニケーションの改善
・従業員のデジタル教育を推進する「オンライン英語学習システム」の導入
・予約データ入力作業のアウトソーシング化
・ファミリーエンゲージメントプログラムの導入
■新規社員寮「観月堂寮」「坂の上アパートメント」
NEW【坂の上アパートメント】
古屋旅館の目の前にある自社ビルを改装。
家具や家電を備え付けた明るくスタイリッシュな室内が特徴。
4月から新卒社員が入寮しています。
NEW【観月堂寮】
熱海駅から徒歩3分、古屋旅館から徒歩7分にある自社ビルを改装。
40平方メートルの広さがあり、白を基調としたシンプルで明るい室内に。
先行して4月に新卒男性1人が入寮。8月に新たに2部屋が完成して本格開設に至りました。
【蔵アパートメント熱海】
2020年7月に開設。
古屋旅館に隣接する蔵をイメージした外観の女子寮。
25平方メートルのワンルームを13部屋備えています。
■社員寮開設と「離職率低減の成果」
2020年7月のデザイナーズ女子寮「蔵アパートメント熱海」の開設を皮切りに、今回の「観月堂寮」「坂の上アパートメント」と、「ここに住みたい!」と思える社員寮の拡充を進めてまいりました。
女子寮開設以降の当館の新卒離職率は、8.3%(12人入社、1人退職 ※試用期間のみの従事者は除く)となっており、厚生労働省が発表する「3年以内離職率」の新規高卒者37.0%、新規大卒者32.3%と比較しても大きく低いことがわかります。
今後も、社員寮の整備や生活環境の改善、デジタルツールの導入などを通して、働きやすい職場作りを推進してまいります。
■古屋旅館 内田宗一郎メッセージ
私たちは「世界に誇れる日本の老舗旅館」でありたいと願います。そのために伝統的かつ時代に即した旅館サービスを常に追い求め、お客様の最大満足、従業員の幸福、地域経済の発展を実現します。
熱海の地で200年以上商売を営み、今後もずっと存在する会社だからこそ、歴史と伝統を大切にしながらも新しい時代に合わせ、お客様にとっても従業員にとってもかけがえのない存在であり続けます。
■会社概要
会社名:合資会社古屋旅館
代表者:代表取締役 内田宗一郎
住所:静岡県熱海市東海岸町5-24
会社概要:https://atami-furuya.co.jp/recruit/