熊本県は8日、東京・品川の御殿山ガーデンレストランで、県産の農林水産物を「くまもとの宝」としてPRする試食会を開いた。食品流通の関係企業など約50社を招待。蒲島郁夫知事が「くまもとあか牛」をはじめとする食材を自ら売り込んだ。味の良さ、品質の高さを知ってもらい、“熊本ファン”の獲得に努めた。
会場には、赤身のうまさが特徴のくまもとあか牛のステーキをはじめ、大型の地鶏「天草大王」の香草焼きや寒ブリの照り焼きなどの料理が並んだ。地酒や地サイダーのほか、郷土料理のからしレンコンやコノシロの姿ずしなども紹介した。
マイクを握った蒲島知事は「くまもとの宝である農林水産物を多くの人に味わってもらいたい」と訴えた。
同県では2月中、東京都内の地下鉄、東京メトロと都営線の全線に広告を出し、県産品のPRを展開している。
蒲島郁夫知事がアピール