熊本デスティネーションキャンペーン(DC)「全国宣伝販売促進会議」が8月29日、熊本市のホテル日航熊本で開かれた。来年夏(7~9月)に開催の県とJRグループによる熊本DCに向け、同県の観光資源のプレゼンテーションをタレントや専門家が行った。全国から旅行会社やJRグループなど観光関係者約600人が出席した。
蒲島郁夫・熊本県知事は「熊本地震から間もなく2年半がたつ。阿蘇は中岳火口の見学ができるようになり、三つの登山道も開通した。天草の崎津集落は世界遺産になった。熊本城は今しか見られない貴重な姿が見学できる。来年の大河ドラマ『いだてん』、再来年の大河ドラマ『麒麟がくる』は熊本県にゆかりがある。来秋はラグビーワールドカップ、女子ハンドボール世界選手権がある。絶好の機会に熊本DCを開催できることを非常に喜んでいる」とあいさつ。
JRグループを代表して、青柳俊彦・JR九州社長は「熊本を肌で感じ、商品づくりに役立てていただきたい」とあいさつした。
DC成功へ気勢を挙げる関係者