滋賀県は11月から、県とびわこビジターズビューロー(旧県観光連盟)が共同で、県観光ブランド「ビワイチ」を使った琵琶湖一周観光認定事業を実施することを発表した。まず初めに、「比叡山延暦寺と四島めぐり」など5種類のツアーを認定した。
ビワイチは、テーマに沿って琵琶湖をサイクリングやウオーキングで一周(235キロ)する観光。すでに同ビューローが名称を商標登録しており、認定ツアーにはロゴマークの使用を許可する。
旅行会社がビワイチにふさわしいツアーを申請。県内の観光関係者ら5人の認定委員が「テーマ性・ストーリー性」「周遊性」「体験・体感の滋賀らしさ」「特典の魅力度」「集客性」を基準に旅行会社から申請のあったツアーを審査する。
今回認定されたツアーは「比叡山延暦寺と四島」のほか、「湖上から見る梅津大橋の桜と花の近江路」「ぐるっとびわ湖一周ウォーク」「びわ湖一周ロングライド2013」「『ビワイチ』で巡る食の旅」。来年から順次始まる予定。
県はビワイチブランドのイメージを向上させて旅行会社のツアー商品造成を後押しする。ビワイチリピーターを増やすことも目指し、さらに今後は海外でもビワイチブランドを展開していく方針だ。