日本政府観光局(JNTO)によると、英国の旅行雑誌「ワンダーラスト」が発表した満足度の高い観光地ランキングで、国別部門の1位に日本が、また都市別部門の2位に京都が選ばれた。JNTOは今回のランクについて、「日本が魅力ある旅行先として、英国人に認識されつつある」と受け止めている。
このランキングは「トラベル・アワード2009」。全13部門で構成され、いずれも読者投票で決まる。読者は07年9月から08年11月までの間の自分の旅行経験に基づき、4つの優秀候補とその評価を投票し、評価の平均値が高いものが表彰される。
日本は97.4%という高い満足度で、2位のナミビア、3位のニュージーランドを抑え、初の1位に。これまでトップ10にもランクインしたことはなく、同編集部では「新幹線のごとく現れた」と驚いていると言う。