昨年、世間を騒がせた温泉の偽装問題。温泉に対する信頼が大きく揺らいだ。あれから1年が経過。自治体の中には独自の表示制度を設けるところもあり、改善に向けた取り組みは徐々に進んでいるようだ。今年5月に改正温泉法施行規則を施行した環境省は「規則が浸透していると認識している」(自然環境整備担当参事官室)という。しかし、独自制度が必ずしも温泉事業者の理解を得られているともいえず、申請の少なさを嘆く声も聞かれる。
第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)
- 1位草津、2位道後、3位下呂