環境省は、現代のライフスタイルに合った温泉地での過ごし方を「新・湯治」として提案するため、温泉地全体での療養効果を把握する調査を2018年度から実施している。その18年度から20年度までの調査結果から、療養効果として「温泉地滞在後は、心身に良い変化が得られた」と8月2日に発表した。
新・湯治は、17年の「自然等の地域資源を活かした温泉地の活性化に関する有識者会議」で提案された。新・湯治推進のために環境省は、全国的な視点に立って、温泉地全体で得られる療養効果を全国統一的なフォーマットで把握し、その結果の発信を通じて温泉地のさらなるにぎわいの創出や、温泉地全体の価値を高めるような取り組みを実施している。
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