
東京商工会議所観光委員会(委員長・田川博己副会頭=JTB相談役)はこのほど、東京23区内にある渋沢栄一ゆかりの地33カ所を巡るデジタルスタンプラリーを始めた。制覇すると抽選で3人にJTB旅行券5万円(コンプリート賞)が当たる。10月30日まで。
観光委のもと、23区の観光協会や区役所との連携事業を推進するために組織した「東京の観光を考える懇談会」の、初めての事業となる。新型コロナ禍で苦しむ都内観光関連産業の復活に向け、「複数の区を巻き込み開催することで、人流の回復や観光需要を促進するとともに、地域間連携を促す目的で実施する」としている。
今回は東商初代会長でもある渋沢栄一をテーマに、帝国ホテル(千代田区)や東証(中央区)、谷中霊園(台東区)、早大(新宿区)など8区33カ所のスポットをピックアップ。
参加者は期間内にスポットを巡り、スマートフォンのアプリ上でスタンプを収集。スタンプ数に応じて旅行券や渋沢コーヒー(パリ万博賞)、榮太樓本舗セット(東商B賞)などが当たる抽選に応募できる。