新型インフルエンザの風評被害を払しょくしようと、兵庫県・淡路島の洲本温泉観光旅館連盟(樫本文昭会長)、洲本温泉女将の会(森孝子会長)、洲本温泉事業協同組合(木下紘一代表理事)の3団体は8日、京都府庁やJR京都駅などでイベントを開催し、祇園祭のシーズンを迎える京都に、ハモ(鱧)をはじめとする淡路島の食の魅力をPRした。
イベントは「元気回復淡路島観光キャンペーンin京都〜御食国(みけつくに)淡路島はも道中」と題した。一行は府庁で山田啓二知事を表敬訪問し、淡路島の沼島で獲れた「活きハモ」10匹を贈呈した。
淡路島出身の山田知事は「祇園祭は別名ハモ祭と呼ばれ、祇園祭とハモは切っても切れない関係。ハモを供給してもらっている一番の産地は淡路島。食の宝庫である淡路島と京都が連携し、関西を盛り上げるきっかけになれば」と話した。
このほか京都駅前広場での観光キャンペーン、八坂神社での鱧奉納を行った。駅前広場では特産品のタマネギを通行人に配布。特産品がもらえるじゃんけん大会なども盛況だった。
活きハモを贈呈した