
日本政策金融公庫はこのほど、半年に1回行っている消費者の食に関する意識調査の7月分を公表した。食に関する志向(複数回答)は「経済性志向」が前回調査(1月)から大きく上昇。前回まで連続で低下していた「健康志向」も上昇した。食品の値上げに対する意識は、特に「卵」「牛乳・乳製品」で「値上げを感じる」とする割合が高くなっている。
食に関する志向は「経済性志向」「健康志向」「簡便化志向」が三大志向となっている。「経済性志向」は前回調査から4.2ポイント上昇の42.5%と、最も多くの人が挙げた。
「健康志向」は2.5ポイント増の42.3%。前回まで3半期連続で低下していたが、今回は上昇に転じた。「簡便化志向」も0.7ポイント増の35.9%と上昇した。
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