海の京都DMO(京都府北部地域連携都市圏振興社)は、体験プログラムに関する事業者向けの「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を策定、運用を開始した。「withコロナ時代の新しい観光のスタイルを作るための第1弾」という。
ガイドラインでは3密(密接・密着・密閉)を避け、コロナ禍から利用者、事業者を守るために講じるべき対策事項を示した。事業者には(1)マスク着用やうがいの励行、手洗いの徹底(2)始業前の検温の実施と記録―などを求めた。
体験プログラムの利用では、(1)密集を避けるため、同時に利用できるグループ数と、1グループ当たりの人数の制限(2)利用者の連絡先の記録(3)運動を伴う体験プログラムの場合は、運動時のマスク着用は任意とし、着用していない時は人との距離を2メートル以上確保し、大声を出さないなどの飛沫感染予防に努める―などを示した。
事業者にはガイドライン、ピクトグラムを用いたリーフレット、健康アンケートを配布。これらにのっとった対応をしてもらい、準備が整った事業者から体験の受け付けを再開してもらう。
今後、宿泊施設や飲食店向けのガイドラインも策定する予定だ。