茶の入れ方を実演
浜松市、湖西市を圏域とする地域連携ＤＭＯである浜松・浜名湖ツーリズムビューローは2月21日、食の魅力を首都圏に発信するイベント「浜松・浜名湖の食を楽しむ会」を東京都世田谷区のＢＰＭ ＳＰＡＣＥ ＲＥＮＴＡＬで開催した。首都圏近郊のメディアから約20人が参加した。たんぱく質が豊富な食材など、浜松の食材を「パワーフード」として売り出し、誘客を拡大する。
冒頭、同ビューローの前田忍事業本部長が「今回初めて食をメインとしたイベントを開催した。浜松、湖西には、心と体が温まる食材がたくさんある」と述べ、2019年は食を中心としたガストロノミーツーリズムを打ち出していく方針を示した。
イベントは、浜松を代表する食材として（1）遠州灘の天然とらふぐ（てっさ、白子焼き、ヒレ酒）（2）浜名湖すっぽん「徳丸」炭焼き（3）浜名湖うなぎの刺し身（4）浜松餃子と浜名湖牡蠣（かき）カバ丼（5）うなぎいも（焼きいも、プリン、あんぱん）―の5品のほか、茶、酒、菓子などを振る舞った。
浜松市内で5件の浜松料理店を経営するじねんグループの秋元健一社長は「戦国時代は、命を懸けて狩りをしていた。しかし、浜松を拠点にした徳川家康公やその家臣らは、安全な浜名湖で高たんぱくな食材を食べて元気を付けて出世した」と語り、栄養満点な浜松の食材をＰＲした。
このほか、浜松・浜名湖の最新情報プレゼンテーションを実施。自然を感じられる観光素材として、（1）浜名湖インスタ映え体験（2）かんざんじロープウェイ空中散歩（3）東海地区最大級の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」（4）はままつフラワーパークの桜とチューリップの競演―のほか、アクティビティとして（1）浜名湖マリーナパラセーリング（2）浜名湖サイクリング（3）浜松オートレースでの爆音体験（4）天竜浜名湖鉄道転車台体験（5）天竜川キャニオニング―などを紹介した。
茶の入れ方を実演
