浜名湖で「ウエルネスワーケーション」 KaRen HaMANaKo かんざんじ荘、産官学連携で実現


 KAReN HaMaNaKoかんざんじ荘(ワーケーション提供)は、聖隷福祉事業団保健事業部(コンテンツ協力)、オイスカ開発教育専門学校・オイスカ高校(同)、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(事業立案、広報宣伝)の3者と産官学連携体制を構築し、(1)健康(2)休暇(3)仕事(4)食事―を組み合わせた「ウエルネスワーケーション」を提案している。

 

 同取り組みは、静岡県浜松市が目指す「予防・健幸都市」の実現に向けた貢献事業の一環であり、浜松ウエルネス推進協議会(浜松市健康増進課)が事業協力をしている。また、観光庁が進める「『新たな旅のスタイル』促進事業」の補助金を活用し、事業をさらに加速している。

 プログラムは、聖隷福祉事業団保健事業部の保健師や管理栄養士、健康運動指導士などの予防医療に関する専門スタッフがチームとなり、参加者に対し面談や、ウェアラブル端末などを活用しながら、一人一人に合った今後のウエルネスにつながる提案を行っている。専門スタッフや他の参加者との交流の中で、日ごろの生活に対する気付きや改善点などを把握、理解してもらい、プログラム終了後も、より良い生活スタイルを維持してもらうことが期待されている。

 

 プログラムについて、宿泊施設を運営するRe・lation代表取締役の高橋秀幸氏は「美食を通じて健康を目指す『スマートミール』スタイルのフレンチディナーが特徴だ。健康食は、味が薄いなどを想像されがちだが、コース全体を見ながら塩分を調節するなど、満足しながら健康になれる食事を提供している」とアピール。体験してほしい客層については、「健康経営を推進する企業の担当者に体感してほしい。リフレッシュが職員のパフォーマンス向上につながる」と話す。

 

 浜名湖エリアでの体験観光について、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー理事・事業本部長の前田忍氏は「われわれDMOは旅行業3種を取得し、70以上の体験コンテンツを販売している。クルージング、サイクリングなども存分に体験してほしい」と来訪を呼び掛ける。

 料金は、2泊3日で1人約10万円(要相談)。

前田氏

 

客室から浜名湖を一望

絶景を望む露天風呂

 
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