東京・浅草にレストランシアター「浅草六区ゆめまち劇場」が4月29日にオープンした。世界に誇る日本のエンターテインメントや浅草の歴史が感じられる演目を上演していく。浅草六区が昔のようにエンターテインメントの「夢」溢れる街に再生する象徴となる劇場を目指している。
同劇場は「コシダカシアター」をリニューアルしたもの。収容人員は着席時150人。ホワイエには昭和レトロなジオラマなども展示している。
こけら落とし公演として6月29日までは、サイレントコメディー・デュオ「が〜まるちょば」をはじめ、劇団「ワハハ本舗」、ダンスグループ「PaniCrew」などが出演する。
28日のプレス内覧会では、が〜まるちょばとワハハ本舗の梅垣義明さんがショーを行い、劇場オープンをPR。同劇場を運営するBIGUPシアターの中野智行代表は、「すごいパフォーマーが日々上がって、生で見るライブパフォーマンスはすごいと思わせるような劇場にしていきたい」と意欲を語った。
浅草六区では同劇場を皮切りに次々に劇場がオープンすることで、賑わいを復活させたい考え。劇場街再生に取り組む旅行会社、セグラスツーリズムエージェンシーの武田芳典執行役員は「単に劇場を造ることではなく、ロングランのコンテンツを上演し、それを支え続けることが本当の意味での再生だ」と話す。
こけら落とし公演の出演者