
沖縄県(仲井眞弘多知事)と沖縄観光コンベンションビューロー(平良哲会長)は1月30日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で「感謝の夕べ」を開いた=写真。観光客誘致、県産品の流通促進に協力する関係者など1200人を招待。仲井眞知事は「(観光客)1千万人時代まで支援をお願いしたい」と、観光客のさらなる誘致に出席者の理解を求めた。
仲井眞知事は「日本復帰36年。社会資本が見違えるように良くなり、産業では航空、旅行関係者のご支援で観光が立派な産業になりつつある」と現状を説明。「韓国、上海、台湾、アメリカ西海岸などでもキャンペーンを行いつつある」とインバウンドの誘致にも積極的な姿勢を示した。
来賓から、内閣府大臣政務官の西村明宏氏が沖縄担当大臣の岸田文雄氏のメッセージを代読。JALの新町敏行会長、ANAの伊東信一郎副社長も沖縄県の観光発展にエールを送るあいさつをした。
大阪でも 感謝の夕べ 「沖縄観光の発展を」
「沖縄感謝の夕べ」が1月29日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで開かれた。主催は沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー。航空会社や旅行会社など関係者約500人が出席した。仲井眞知事が、観光客の1千万人達成の目標を踏まえて、沖縄観光の一層の発展に協力を呼びかけた。
仲井眞知事は「沖縄観光は好調だ。2〜3年後には新しい石垣空港が供用開始し、5〜6年後には那覇空港の第2滑走路の供用も開始される。皆さまの協力をいただき、沖縄観光がさらに発展できるよう支援してほしい」とあいさつした。
