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藤田観光は7月26日、福井県・曹洞宗大本山の永平寺門前に宿泊施設「柏樹關(はくじゅかん)」をオープンする。客室数は全18室。ベッド二つと畳スペースから成る和洋室で約40平方メートルを確保した。男女別の露天風呂付き大浴場に加え、食事処、売店などを用意。夕食は、福井の山海の幸を使った和定食、もしくは、永平寺典座老師監修の精進料理のいずれかを選べる。朝食は朝粥、昼食には松花堂スタイルの和定食を用意する。
併せて、宿泊者が自由に使える座禅スペースがある多目的室や、禅に関する書物を用意した禅ライブラリーも用意。
さらに、「禅コンシェルジュ」が常駐し、宿泊客の禅に関する知識習得や、体験をサポートする。禅コンシェルジュが引率して、永平寺での座禅、法話体験も提案する。
同館は、大本山永平寺と福井県、福井県永平寺町の3者が協力、連携して推進中の「永平寺門前の再構築プロジェクト」の一環で、藤田観光は、「近年、国内外の幅広い世代に関心が高い禅の世界を快適な環境で体感してもらう。さらに、地域の魅力を発信する基地となることを目指したい」としている。
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