東京都は2月上旬、パリとアムステルダムを訪問し、東京向け旅行商品の造成を促すための観光商談会とセミナーを実施する。シティセールスの一環で、旅館・ホテルや旅行会社など14社2団体が出展する。
パリ、アムステルダムは初の訪問。パリでは2月11日に凱旋門付近でフランス人の関心が高い伝統文化やアニメなど、東京の魅力を直に体験できるイベントを開く。具体的には、東京の貴重な伝統芸能である「八王子車人形」や「江戸百景浮世絵」の展示のほか、ミシュランガイドブックで評価を受けた観光スポットをパネルで紹介する。
12日は商談会やプレゼンテーションで、出展者が現地の旅行会社などに魅力をアピールする。また、セールスの時期にあわせて現地の雑誌などに延べ9回、広告を掲出する。
出展者は都ホテル旅館生活衛生同業組合、日観連東京支部、KNT、日本旅行、トップツアーなど。