楽天トラベルは2月25日、レンタカー事業者向けのイベント「楽天トラベル 新春レンタカーカンファレンス2019」を東京都港区のグランドニッコー東京台場で開いた。
楽天・トラベル事業ジェネラルマネージャーの安田博祐氏は、2018年の業績を発表。「楽天トラベルのレンタカー事業の全国年間売上高は、対前年比で16年が12％増、17年が20％増、18年が19％増の右肩上がり」と紹介し、好調ぶりを強調した。
18年のエリア別の売り上げは、北海道が前年比12.0％増、東北が同18.9％増、関東が同19.5％増、中部が同26.7％増、近畿が同18.6％増、中国が同19.7％増、四国が同12.3％増、九州が同19.1％増、沖縄が同20.2％増。
累計利用件数は、16年8月に300万件を超え、17年8月に400万件、18年8月に500万件をそれぞれ突破している。
予約リードタイムの分析も発表。1カ月以内の直近予約のシェアと1カ月以上前の早期予約のシェアは、北海道が60％と40％で「早期予約と直近予約の混在型」、沖縄が50％と50％（繁忙期は65％）の「早期予約型」、九州が70％と30％（前年比で25％増）の「エリアによって2分化型」、関東・中部・近畿が85％と15％の「直近予約型」と説明した。
また、空港別の売り上げ上位10位は（1）那覇（2）新千歳（3）福岡（4）鹿児島（5）石垣（6）宮古（7）宮崎（8）熊本（9）大分（10）羽田。駅別の売り上げ上位10位は（1）博多（2）札幌（3）名古屋（4）仙台（5）金沢（6）広島（7）京都（8）岡山（9）旭橋（10）あおば通―となった。
