松山市がフリーペーパー創刊、12万部制作


 愛媛県松山市は16日、松山の魅力を詰め込んだフリーペーパーを創刊した。12万部を作り、首都圏1都3県の駅のラックなどに置く。同時に特設サイトを開設し、誌面を丸ごとPDFでダウンロードできるようにした。

 このフリーペーパーは「暖暖松山(だんだんまつやま)」=写真。だんだんは松山の方言で「ありがとう」の意味。創刊号はAB判20ページで、道後温泉の紹介や松山一という繁華街の表情、郷土食などを扱っている。

 発行元の都市ブランド戦略課は「通常の観光パンフレットやフリーペーパーとは一線を画し、企画、写真、デザインなどにこだわり、(読者に)いつまでも大切にしてもらえるように制作した」という。

 フリーペーパー発行部数世界一のギネス記録を持つ、ぱどの配布網を主に利用。東京、神奈川、千葉、埼玉をメーンに、JRや東京メトロなどの駅のラックでの設置をはじめ、オフィス、カフェなどの店舗、各家庭にも配る。次号については未定。

 
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