東海道新幹線に「ビジネスルーム」試験導入 


ビジネスルーム(イメージ)

「駅待合室ビジネスコーナー」も拡大整備

 JR東海は4月7日、東海道新幹線のビジネス環境整備の拡充について発表した。新型「N700S」車両の車内に「ビジネスルーム」を試験導入するほか、「駅待合室ビジネスコーナー」を拡充する。

 東海道新幹線では、昨年10月から乗車前後を通してシームレスに仕事ができるなど、ワークスタイルに応じた移動時間を過ごせる環境として「S Work車両」の導入や駅待合室のビジネスコーナー整備、EXサービス会員向けワークスペース事業「EXPRESS WORK」など、ビジネス環境の整備を行っている。

 N700S車両のうち3編成に試験導入されるビジネスブースのサービスは、5月9日以降に順次開始。以前は喫煙ブースだった7、8号車間のデッキ部に、一時的な打ち合わせやウェブ会議、電話などに利用できる個室タイプのビジネスブースが試験的に設けられ、室内にはテーブル、ハイチェアコンセントなどが整備される。利用料は無料(当面の間)、利用時間は1回30分以内、利用人数は1グループ2人まで。利用予約は、乗車後に予約システムから順番を確保できる。該当列車の運行は、当日の朝にホームページで発表される。

 駅待合室ビジネスコーナーは、昨年9月から東海道新幹線の駅待合室に設けられた半個室タイプの空間。利用は無料。既に設置している東京、名古屋、新大阪駅に加え、7月ごろには品川、新横浜、京都駅の一部に半個室タイプのビジネスコーナーとコンセントポールが整備される。9月ごろには、東京、名古屋駅で追加整備される。「全ての『のぞみ』停車駅で利用できるようになる」と同社。

駅待合室ビジネスコーナー

ビジネスルーム(イメージ)

 

 
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