東武トップツアーズはこのほど、山形県の委託を受けて7月30日~8月7日に実施した「山形県立高校県外生受け入れ推進バスツアー」の結果を公表した。
同ツアーは少子化などに伴い小規模化する県立高校と周辺地域の活性化を目指し、県ならではの魅力を感じられるツアーを通して県外生の受け入れ推進を図るもの。実施に当たり、今年3月に包括連携協定を締結した地域・教育魅力化プラットフォーム(島根県松江市)と連携。地域課題解決に資する魅力化プログラムをコースに組み入れた。
今回は同県への進学を検討している中学1~3年生と義務教育学校7~9年生、保護者19組38人が参加し、3コース(置賜・最上・庄内地域)で実施。ツアー後に実施したアンケートでは、「山形県内の高校へ進学したい気持ちが強まった」との意見が多く寄せられ、「ツアーの目的である県内高校を進学先の一つとして見据えていただくことができたとともに、山形の魅力を感じていただけた」と同社。