東日本大震災津波伝承館は9日、企画展示「いわて三陸沿岸のいま ～東日本大震災津波から11年の三陸復興～」を開始した。
東日本大震災津波から１１年を経て復興が進むいわて三陸の現状を、「安全」「暮らし」「なりわい」「伝承・発信」の視点から紹介します。
東日本大震災津波伝承館（愛称：「いわてTSUNAMI（つなみ）メモリアル」）は、「命を守り、海と大地と共に生きる」を展示のテーマに、三陸の津波災害の歴史や、東日本大震災津波や復興の取組に関わる写真や映像、被災物などを展示し、東日本大震災津波の悲劇をくり返さないため、震災の事実と教訓を後世に伝承するとともに、復興の姿を国内外に発信することを目的とする施設です。
常設の展示・解説内容と合わせ、期間限定の企画展示を年４回実施し、震災津波災害に関する効果的な学びの場を提供しており、このたび、今年度４回目となる企画展示を開催します。
１ 名称
いわて三陸沿岸のいま ～東日本大震災津波から11年の三陸復興～
２ 期間
令和４年３月９日（水）～４月10日（日）午前９時～午後５時
※４月１日以降は午前９時～午後６時
３ 場所
東日本大震災津波伝承館（岩手県陸前高田市気仙町字土手影180番地）
４ 展示概要
令和３年、岩手県沿岸地域の復興に向けて生まれた動きを「安全の確保」「暮らしの再建」「なりわいの再生」「未来のための伝承・発信」の４つの視点から紹介し、東日本大震災津波から11年となるいわて三陸の現状を発信するとともに、今後の三陸復興を考える機会としていただく。
５ 主催
東日本大震災津波伝承館
