東急電鉄、電通などは、2018年「日露文化交流年」に向けて「ロシア・イン・ジャパン実行委員会」を設立した。
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)と、ロシアの世界的天然ガス企業「ガスプロム社」の子会社で、映画やテレビなどの分野で豊富なメディアやコンテンツを保有しているロシア最大のメディア企業ガスプロム・メディア・ホールディング(本社:モスクワ市、社長:ドミトリー・チェルニシェンコ、以下「ガスプロム・メディア社」)は、昨年12月15、16日の日露首脳会談に関連し両社で合意した「戦略的協力に向けた覚書」に基づき、東京急行電鉄株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:野本 弘文)と株式会社日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、社長:岡田 直敏)の2社を含む4社にて「ロシア・イン・ジャパン実行委員会」を9月に立ち上げ、日露文化交流プロジェクトを推進していきます。
これまでも芸術性の高さが知られていたクラシック音楽やバレエに加え、食、ファッション、テレビ番組、映画、スポーツといった幅広いロシア文化の魅力を、東急グループの文化施設をはじめとするさまざまな場所からお届けする事業を展開していきます。また本プロジェクトを通じて、これまで日本で知られていなかったロシアの人々の日常生活や価値観についても伝えていきます。
プレ期間である2017年の目玉企画として、9月26日~29日にBunkamuraオーチャードホールで「トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017」を実施します。この芸術祭には、ロシアを代表するヴァイオリニストのワディム・レーピン氏や、ロシア最高峰のバレリーナであるスヴェトラーナ・ザハーロワ氏が出演します。両氏には、今後本プロジェクトにおいて、重要な役割を担っていただくことになります。
日露文化交流年となる2018年およびそれ以降の事業ラインアップについては、2017年12月をめどに改めてご案内する予定です。