東急電鉄は、全車両への抗ウイルス・抗菌加工を6月中に完了する。
東急電鉄株式会社(以下、当社)は、新型コロナウイルス感染拡大防止施策の一環として、車内の窓開けによる換気など、さまざまな取り組みを実施していますが、今般、お客さまにより安心して電車をご利用いただけるよう、2020年6月末まで(予定)に、当社が保有する全車両の車内に抗ウイルス・抗菌を目的としたコーティング加工を行います。
実施の詳細は以下の通りです。
1.対 象 全車両 ※1,267両(2020年6月9日現在)
1.対 象 全車両 ※1,267両(2020年6月9日現在)
2.実施時期 6月9日(火)から順次施工(6月末完了予定)
3.実施内容
ウイルスや細菌を抑制・抗菌させる溶剤を、車内でお客さまが手を触れる箇所(つり革、手すり、握り棒、ドア、ドア上部手掛け、窓手掛け、シートなど)に噴霧することにより、コーティング加工します。
(参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=V7j1m5ZCdMc&feature=youtu.be)
4.確認されている効果
・抗ウイルス作用:インフルエンザウイルス
・抗菌作用:細菌(サルモネラなど)・結核菌など
5.そのほかの新型コロナウイルス感染拡大防止のための施策
・車両内の換気のため、出庫時に全車両1車両あたり4カ所程度の窓開けを実施。
※窓開けのほか、ドア開閉時にも換気が促進されます。
・10日に1回程度の頻度で、車内除菌作業を実施
・駅構内の施設・設備に対する除菌洗剤を用いた定期清掃
(エレベータ、エスカレータ、待合室、階段手すり、券売機、精算機、旅客トイレなど)
・改札、案内窓口における、ビニールカーテンなどの設置
・各駅におけるアルコール液の設置
・駅窓口におけるウイルス除去剤の設置・旅客トイレにおけるハンドソープの設置およびハンドドライヤーの使用休止(ウイルス拡散防止のため)
▼車内抗ウイルス・抗菌加工作業
▼車内の窓開け作業
▼車内のつり革、手すり、握り棒などの除菌作業