
4月以降の東急ホテルズのブランド図
東急(東京都港区)は、ホテル・リゾート事業子会社を4月1日付で新たに「東急ホテルズ&リゾーツ」に再編する。TKホテル準備会社が東急ホテルズの運営機能を吸収分割するとともに、東急シェアリングを吸収合併する。
今回の東急ホテルズ&リゾーツの始動に当たり、東急のホテル・リゾート事業のブランドラインアップも新たに再編。従来までの「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急REIホテル」の各ブランドに、東急が展開し東急シェアリングが販売と運営を受託する会員制滞在型リゾート「東急バケーションズ」ブランドを加えるほか、新ブランド群として「DISTINCTIVE SELECTION」を新設する。
DISTINCTIVE SELECTIONは、「単独型ブランド」と「展開型ブランド」で構成される。単独型ブランドは、5月に東急歌舞伎町タワーで開業予定の「BELLUSTAR TOKYO」や「HOTEL GROOVE SHINJUKU」などをラインアップし、展開型ブランドはライフスタイルホテルとして新設する「STREAM HOTEL」やホテルコンドミニアムの「STORYLINE」から成る。STREAM HOTELは、渋谷ストリームエクセルホテル東急を「SHIBUYA STREAM HOTEL」としてリブランドするとともに、今年開業予定の「札幌すすきの駅前複合開発計画(仮称)」のホテルブランド名「SAPPORO STREAM HOTEL」と決定した。
「ブランドラインアップを拡充して、お客さまの多様なニーズに応え、新たな成長を目指す」と同社。
4月以降の東急ホテルズのブランド図