
入塾式の様子。前列左から6人目が松木会長、7人目が紺野理事長
東北観光推進機構(松木茂会長)は6月29日、ホテルメトロポリタン仙台(仙台市)で「第7期フェニックス塾入塾式」を開いた。東北各県と新潟県の観光スペシャリストを育成する塾で、今期は自治体、JR、金融機関をはじめ、交通、旅行、旅館・ホテルなど観光業界の実務担当者ら38人が入塾した。
松木会長は、「東北には素晴らしい観光地や景勝地がたくさんある。東北の観光は11年前の東日本大震災や、コロナ禍の長期化で大きな影響を受けた。当塾の最大の目的は観光従事者の知見を深め、友情を培うことにある。この間、この塾で深くネットワークを構築し、地域に根差した観光人材となり、東北を観光で元気にしてもらいたい」と期待を述べると同時に、「皆さんが1日も早く観光のスペシャリストとして活躍することを期待している」と述べた。
式では塾生代表に松木会長から入塾証が授与された。
授与式後、新塾生を対象に同機構の紺野純一理事長が「東北観光推進機構の取り組み」を紹介。「笑顔をもって観光地の情報を的確に伝達できるスペシャリストを育てていきたい」と述べた。
塾は6期までに218人の塾生を輩出。東北各地の観光の現場で活躍している。
入塾式の様子。前列左から6人目が松木会長、7人目が紺野理事長