東北観光推進機構はJR東日本と連携して15日から、東京・山手線で夏の東北をイメージさせる、夏祭りや風景の写真や絵を張り込んだラッピング電車「夏の東北トレイン」の運行を始めた。車体の鮮やかでインパクトある文字や祭りの写真は、ラッピング電車がホームに入るたびに多くの人の目を引いていた。
運行を始めたのは、東北の夏祭りの写真で装飾した「祭」編成と、涼感ある景色の写真などで装飾した「自然」編成の計2編成。このうち祭編成では、青森・三社大祭の鮮やかな山車の写真などを掲出した。
同機構ではこれまでも各季節の目玉となる景勝地やイベントをあしらったラッピング電車を首都圏で運行させている。「ラッピング電車は、東北の魅力を首都圏住民に直接アピールできる。これをきっかけに夏の東北に来てもらえれば」と日野正衛・同機構推進本部長。 運行期間は7月12日まで。
東京・JR山手線で運行