
東北観光推進機構(松木茂会長)は7日、宮城県松島町のホテル松島大観荘でフェニックス塾第7期生の修了式を開いた=写真。東北の地方自治体、旅行会社、旅館・ホテル、金融機関などに在籍する塾生ら38人、塾生の派遣支援企業の役職員ら約40人の約80人が出席した。
同日、塾生は六つのグループに分かれて1年間の学びを発表。塾長を務める松木会長が塾生一人一人に修了証を授与した。
松木塾長は「塾で重視しているのが異業種交流の中での人脈の構築と連携。塾生や当機構メンバーとの重層的なネットワークを継続してもらいたい」と要望。同機構が2021年から進める第5期中期計画や、東北への長期滞在を促すプロジェクト「Base TOHOKU」への協力を呼び掛けた。
来賓から、東北運輸局の田中由紀局長が祝辞を述べた。
同塾は地域の観光振興策を企画・立案する想像力と実践力を備えた観光人材の育成を目的に、2016年度に開始。1~6期で218人、今期の38人と合わせて計256人が修了している。