東北観光推進機構(松木茂会長)は3月14日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台でフェニックス塾第6期生の修了式を開いた。旅館・ホテル、旅行会社、地方自治体、金融機関、JRなどから参加した塾生36人らが出席。塾生は東北の現状分析や課題解決策など、7カ月の学びの成果を発表するプレゼンテーションも行った。
塾長の松木会長は「コロナ禍による社会環境変化を踏まえ、新しい旅行スタイル『Base ! TOHOKU』の創出や、域内共通のマーケティングツール『東北観光DMP(データマネジメントプラットフォーム)』の構築、会員組織『TOHOKU Fan Club』によるファンづくり、東北DCのレガシーの活用を推進。各地域でも態勢づくりの重要性が増している」と指摘。
その上で「塾生は東北を観光で元気にしたいという同じ思いを持つ、業種や地域を超えた貴重な仲間だ。知識や経験、人的ネットワークを生かして、観光のスペシャリストとして、組織や地域の中心として活躍することを期待する」と呼び掛けた。
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