東京都は8月28日、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者を対象としたLINE健康観察システムを導入すると発表した。
新型コロナウイルス感染症に感染した場合、軽症や無症状の方は、原則として宿泊療養施設で療養をしていただいています。一方で、育児などの事情により、やむを得ず自宅療養を選択せざるをえない方もいらっしゃいます。
現在、自宅療養者に対しては、保健所が電話で日々の健康状態を確認していますが、このたび、療養者の負担を軽減するとともに、業務が過大となっている保健所の負担を軽減するため、LINEを活用した健康観察システムを導入することといたしましたので、お知らせします。
現在、自宅療養者に対しては、保健所が電話で日々の健康状態を確認していますが、このたび、療養者の負担を軽減するとともに、業務が過大となっている保健所の負担を軽減するため、LINEを活用した健康観察システムを導入することといたしましたので、お知らせします。
1 概要
・新型コロナウイルス感染症に感染し、自宅で療養されている方に対して、保健所から健康観察システムへの登録方法をご案内します。対象者は、ご自身のスマートフォンから、都の専用LINEアカウントに登録していただきます。
・専用LINEアカウントからは、チャットボットにより、日々の健康状態についての問診が送信されます。療養者が回答すると、回答内容はデータベースに記録され、保健所で確認することができます。
・問診への回答がない方や、体調の悪化が見られる方などに対して
は、保健所から電話でご連絡し、必要な対応を行います。
2 導入時期
令和2年9月1日(火曜日)より、東京都多摩立川保健所で先行導入します。
その後、都内保健所に順次拡大予定です。