東京都は10月11日、宿泊施設のバリアフリー化を支援するセミナーを開催する。障害者を受け入れるためのポイントや顧客満足度の高いバリアフリーに関する講義を実施するほか、都の「宿泊施設バリアフリー化助成金」の説明および個別相談などを行う。
講義は、2年後の「全国障害者スポーツ大会」を見据え、東京都障害者スポーツ協会スポーツ振興室の屋敷優友氏による「こんな宿だと安心〜全国障害者スポーツ大会選手団が期待すること」や、ホテル日航東京施設部長の守屋充氏による「ホテル日航東京のバリアフリー」など。同ホテルのバリアフリー施設の見学会も予定している。
会場は港区のホテル日航東京。参加は無料で、定員は先着の50人。
東京都の宿泊施設バリアフリー化助成金は、都内の宿泊施設がバリアフリー化のために行う施設整備やコンサルティング費用の一部を助成するもの。助成金額は助成対象経費の2分の1以内で、施設整備(改修など)では500万円、コンサルティングでは25万円を上限としている。
セミナーや助成金に関する詳細は東京都産業労働局観光部振興課地域振興係(TEL03・5320・4768)まで。